新しいプロジェクトのご紹介です。中央区の湾岸エリアにある高層マンションのメゾネットのお部屋のリノベーションのプロジェクトが始まりました。

こちらは初めて現地をザ・ライブラリーメンバーの田口と各務、前田と上田がSさまに案内して頂いた際の360度カメラ映像です。スマホの場合は指でデスクトップの場合はマウスで画像を触ると、360度で全体を見渡すことができます。

Sさまご夫妻は、今のお住まいも100平米以上のマンションをフルスケルトンでリノベーションした経験がある方なのです。今回のプロジェクトでも、最初にお目に掛った時からご自身で考えられたリフォーム案に加えて…、

どの空間をどのような雰囲気にして、どんな仕上げ材の壁天井に、どんな家具や照明器具を置きたいのかのシミュレーションを綿密にして下さっていました。ここまで具体的なイメージがあるのであれば、僕らのように設計者が入るスタイルではなく、優秀な工務店にお願いすれば、ご自分の思う通りのことができるのではとお話しもさせて頂きました。ただ、先回のリノベーションで自分の好みに突っ走ってしまった(笑)こともあり、経験豊富なリノベ・デザイナーと一緒に、更にザ・ライブラリーの特徴でもある精度の高いVRCGを見て確認しながらデザインを進めたいとのご希望で、僕らがお手伝いすることになりました。

Sさまのスケッチ通りに設計デザインすると動線や寸法的に多少難しい所があるので、ご要望を伺いながらこちらなりにザッとリフォーム案を考えてみたのがこちらのラフプランです。

上階については、寝室は1つとして部屋を一つ水回りへと変える大胆な案が設備や寸法的に出来そうなのかを、詳しい図面を見ながら検討することになりました。

日程を改めての現地での調査時の様子です。2層吹き抜け部分の解放感は、写真や図面ではやはり伝わらない迫力でした。

ただ、吹き抜けの下から上を見上げても、上下階の関係はほとんどなく、上階の各部屋には吹き抜けの影響がほとんどない、不思議な空間構成となっていました。

 

また、吹き抜けに光が燦燦と注ぎ込むことで、下階も吹き抜けから奥まったキッチン部分などは却って暗く閉鎖的に感じられるというデメリットも現地で実感致しました。

吹き抜け部分の窓は全て嵌め殺しで開閉ができず、ダイニングやリビングのニッチの窓は開け閉めができますが、構造的な逆梁がデザイン的には重たく感じられるような空間でした。

最後のこちらのシートは、既にお手持ちだったり、これからこの自邸リノベーションのために購入していきたいと考えていらっしゃる家具、調度品の購入リストです。家具やアートについては、ご自身で購入するルートがあるとのこと、リストのこれらの物がこれから設計する空間にマッチしているかを一緒に見て貰いたいとのことでした。
Sさまの費用やスケジュールのことから、まずは下階のデザインから進めていきたいとのご要望を確認致しました。壁や床、天井の仕上げ材についても色々なアイデアがあるので、ザ・ライブラリーが提供できるVRCGを使って一緒に考えていきたいとのこと、初回提案料の44万円(消費税込み)をお支払い頂くことに同意下さったので、まずはVRCGを作成するところから始まることになりました。