新築マンションの完成お引渡し前にデザイン変更を提案する横浜S邸のプロジェクト、お待たせいたしましたが、ようやくCGが完成してお客さまのSさまご夫妻にお見せすることができました。
こちらがリビングからダイニング越しにキッチンを見返したアングルのCGパースです!
実際にSさまご夫妻にお見せしたのは、上記の順番でおみせしました。まだ、完成していないご自邸を何のオプションも加えずに受け取った場合のほぼ真っ白な空間が、最上段のCGとなります。今回はご予算を1000~1500万円掛けた場合のグレードアップバージョンのインテリアと、2000~2500万円掛けたプレミアムバージョンの二つのご提案をしており、中段がグレードアップ案で、下段がプレミアムバージョンとなります。
良く見ないとそれぞれの違いが分からないのですが、グレードアップ案ではキッチン背面収納のレイアウトは変わらず扉だけを変更しているのに対して、プレミアム案では背面収納をゼロから作り直しています。LDの折り上げ天井も高天井部分のクロスを張り替えただけのグレードアップ案に対して、プレミアム案では二つの折り上げ天井を繋げて、素材も変えています。
実際には紙にプリントしたものをお見せしたのではなく、カガミ建築計画の打ち合わせ室にいらして頂き、大型モニターを使ってリアルタイムに画像を切り替えながらのプレゼンテーションをさせて頂きました。
当初ご用意したCGでは、玄関ホールからLDへの扉は一枚を開いた状態で作っていましたが、お話しの中で、二つの扉を閉じた状態で玄関ホールの様子を確認してみたいとのお話しがあったので、田口がその場でCADソフトを使ってフレキシブルに対応させて頂きました。
CGを比較しながら…、
用意した素材をお見せして、リクエストに応じて素材の入れ替えをしたりしながら、VRCGの世界を愉しんで頂きました。
今回は初期提案費用の44万円(消費税込み)をお支払い頂いてのご提案でしたので、紙にプリントしたCGだけでなく、QRコードでご自身の携帯画面でCGを愉しめる360度ビューもご提供しております。
横浜S邸のプロジェクトは、完成お引き渡しまでまだ一年以上の時間があるので、今の段階での実施設計やお見積りを算出は、コロナや戦争のことで費用の変動もありそうなのでしない取り決めになっておりました。まずはVRCG提案までで、今後の方針を決めるというプレゼン+お打合せでしたが、限りなくプレミアムに近い形でのグレードアップ案になさりたいとのご希望を伺ったところで、今回のお打合せは終わりとなりました。また、1年後にお引渡しが近づいてきた段階で改めてお打合せをさせて頂く約束を致しました。