ザ・ライブラリーの考え方をA様に説明するために、まずはモデルルームで確認した素材を基に、3D(平面図や室内展開図のような平面的な見せ方ではなく、立体的に見せる3次元イメージのこと)により完成イメージを作成するところから始めました。
モデルルームで田口が感じた違和感をA様に実感していただくためです。

以下のイメージはA様のプレゼンテーションに使用したCGパースのイメージです。
ザ・ライブラリーのメンバーが集まり、A様にまずはイメージを見ていただきました。
「これ、どこの物件ですか?」とA様の反応。我々の予想通りの反応でした。
CGは素材や日照、照明など図面に忠実に再現したものになります。モデルルームでご覧になった素材がどのようにどれくらいの範囲で使用されているのか実感頂きました。
A様はフルカスタムのモデルルームを先日ご覧になり、その印象とあまりにもかけ離れていることに驚きを隠せなかったようです。予想以上にご自身のお部屋がが白く、無味乾燥なことには、すこし騙されたような感じを持っていらっしゃるようでした。

この後ザ・ライブラリーの活動をA様にご説明させていただき、活動へのご興味を持っていただきました。新築マンションの設計変更オプションは高額でありながら、思った通りのことができないことも多いことをご説明し、そうであれば完成引き渡し後にザ・ライブラリーでリフォームをすることを前提にするという考えに、ご興味を持って頂いたのです。
この日のうちにリフォームへ掛けても良い予算感も伺った上で、次回にザ・ライブラリーとして提案をすることになりました。ただ、竣工お引き渡し後のリフォーム工事だけでは、どうしても非効率になってしまう部分があることが分かったので、ある程度はマンションデベロッパーが用意しているオプション工事や、設計変更オプションを採用することについて、お客様の同意を得ることができました

↑LDKキッチン側

↑LDK壁面側

↑キッチン越しのLDK

↑玄関

しかし、どの空間もこうやってCG化してみると、本当に真っ白で、無味無臭ですね。。。

我々ザ・ライブラリーが制作している3Dは静止画のみではありません、リアルタイムで光や素材の描写を可能にしています。上に掲載しているイメージのクオリティーの状態でVRゴーグル(VR:ヴァーチャルリアリティー)をつけて室内を歩き回ることが可能なのです。操作する方の身長を入力することで、VR内での目線が設定され、マンション特有の梁型の天井の低い部分の圧迫感なども確認できるスグレモノなのです。
下の写真では、A様の前で各務がデモンストレーションしているところです。
今後の打ち合わせにおいてもVRを活用してプレゼンテーションをしていく予定です。

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