千代田区O邸ですが、先日の新築マンションの内覧会同行で分かったことを図面に落とし込みつつ、インテリアの提案を進めております。

こちらは今の時点で考えているインテリア素材を並べた様子です。現地を見るまでに考えていた案では、もう少しグレイッシュなインテリアでしたが、Oさまご夫妻からのご要望で、もう少しベージュテイストを混ぜて少し柔らかいイメージに訂正している最中です。

テレビを背負った壁の素材が、グレーの大理石調タイルから本石のオデッサベージュに変えています。本磨きと水磨きを交互に貼る仕様へと変更することになりました。それと合わせて、窓に取り付けるブラインドの色も変わってきます。ブラインドはザ・ライブラリーでもよく使う、ハンターダグラス社のシルエットシェードの色見本から選んでいます。

家具については、すべてをアルフレックスの国産で纏めた案(上のCG)と、アルフレックスのより高額なソファにイタリア製のモルテーニのラウンジチェアを混ぜた案の2つの案(下のCG)を、価格目安とともに見比べて頂いた結果、モルテーニを混ぜる案で進めることが決まりました。ダイニング上の照明器具はモーイーのヘラクレイムをCGで入れてみて欲しいとのご依頼で入れてみたところ、ぜひこれで進めたいとのことになりました。

ただ、Oさまの奥さまからブルーやグリーンを使わないインテリア提案も見てみたいとのご依頼があったので、担当スタッフの岸本がアルフレックスのショールームにて、ほかに考えられそうなファブリックの色味を探すことになりました。

アクセントとなるソファのクッションとラグの色味を変えることになりそうですが、左上が当初のブルーグリーンで、そこから時計回りにカラシ色、朱色、オレンジとなります。ただ、これらの色にラグの色味を合わせようとすると、かなり苦労しそうです…。