高層メゾネットマンションのスケルトンリノベーションプロジェクト、中央区S邸のビフォーアフターの第2弾は、上階のプライベートエリアを紹介します。

メゾネットマンションリノベーションのビフォーアフター

まずは一番奥に位置する主寝室から、廊下側を見返したアングルでのビフォーアフターです。主寝室の室内が床・壁天井が変わったのはもちろんですが、正面右側がガラスの引き違い扉になり、水回りが主寝室と一体となったことが分かります。リノベーション前は洗面と浴室は廊下突き当り左側でしたので、大きく移動させているのです。

メゾネットマンションリノベーションのビフォーアフター

主寝室の隣は、リノベ前は廊下側から入る普通の洋室でした。アフターでは、主寝室から入る水回りセット(洗面+浴室+シャワー+トイレ)にリネン収納がプラスされた部屋となっています。水回り設備を移設するために、床は一段上げていますが、その分天井の中央に折り上げ天井を作り、さらに吹き抜け側に窓を開けているので、閉塞感は全くありません。洗面カウンターは部屋中央にアイランド状に設け、周囲を回れるようになっています。鏡と照明も天井から吊るすタイプとしています。

メゾネットマンションリノベーションのビフォーアフター

浴槽横には洗い場はありませんが、縦方向に色付きガラスで仕切られたシャワーコーナーがあるので、そこで体を洗えるようになっています。引き違い扉の奥はリネン収納となっていますが、下部には洗い物かごを置けるスペースがあり、廊下側から取り出して、廊下反対側にある洗濯機のあるユーティリティーに運びやすい仕組みを作っています。アイランドの洗面カウンターの裏側にはタオル掛けを設けています。

メゾネットマンションリノベーションのビフォーアフター

浴槽背面のシャワーブースに立って窓側を望んだアングルでのビフォーアフターです。当初は窓にブラインドは不要と仰っていたSさまも、奥さまからやはりブラインドはマストだと言われて、了解して下さったそうです。因みに施主支給の天井吊り下げの鏡は、背面はビス現しで仕上がっていなかったので、背面にメラミンを貼りました。