ここまで設計を続けてきた恵比寿A邸ですが、Aさまと設計契約を結びました。2か月前にリフォーム案とCG作成の50万円（消費税抜き、以前の40万円から値上げさせて頂きました）をお願いして、当初お約束していた部屋全てのCGと素材サンプルが揃ったので、見積り前ではありますが、暫定工事費の3300万円（坪単価150万円から計算）の15％分に当たる495万円を設計監理料として計算しました（別契約です）。

設計監理契約と言っても、堅苦しい契約の雰囲気（笑）ではなく、事前にお送りしておいた契約書と重要事項説明を同時に行ったイメージで、それよりも内装の色味の方が重要だとのことで、すぐに打ち合わせに突入しました。

こちらが当初ご提案していたダイニングキッチンのCGイメージ図ですが、キッチンカウンターやキッチン壁が明るすぎること、上部の吊戸棚の色も軽すぎるのでもっと重たい色味に変えたものを見たいとのご要望がありました。

今回のCGは前田が作成したものですが、細かい色味の調整等は田口の方が一日の長があってうまくて速いので、途中前田と田口で席交換をして色味の調整に入りました。

キッチンカウンターとコンロ前の壁は、黒系のクオーツストーンでアルフレックスのダイニングテーブルになるべく似たニュアンスのもので、キャビネットの扉は全て5分ツヤの農灰というところまで作り込んだCGがこちらです。

ここから正式に見積り作業も始めてゆくのですが、見積りだけでなく各素材のサンプルも工事契約前には確認なさりたいとのことでしたので、ここまでで決まった色味と艶でキッチンや壁、建具のサンプルを作ることになりました。上のスケッチは工場にお願いするためのサンプルの発注書です。
1.5か月先の次の打合せ時には見積りとサンプルが揃う予定となっています。