新築マンションリノベーションの千代田区O邸の寝室リフォームの第三弾ブログです。
最初の現地調査以降は基本リモートでの打ち合わせで進めてきた寝室リフォームですが、お見積りや契約まではリモートでできたのですが、造作家具の細かい採寸や、お手持ちの書類や備品のサイズ確認、そして何より工事スケジュールの最終調整については直接お目に掛かっての打ち合わせの方が良いだろうとのことになりました。大人数ですが、各務、田口、岸本の設計チームと、現場監督の栗原、そして造作家具のアルノと電気屋さんにも立ち会ってもらいました。

造作家具については、なるべく現地での加工を少なくしたいので、精密に採寸してもらうとともに、どこにフィラーを入れて、どこで分割し、どのようにこちらに搬入するかを検討いたしました。

電気工事についてはLAN配線と複合機への配線の隠しや、ステレオ配線といった弱電のご要望があるので、新しくご購入予定のスピーカーのことなども含めてご要望を伺いました。

田口が現場側の調査打合せ合わせを進めている間…、

岸本は工事の工程の調整をしてくれました。ご主人さまが使っている主寝室の改装で、皆さまお住まいになりながらの工事の中、ご主人が出張で出かけられている間になるべく工程を被せることで、不自由に感じられる期間を短くするよう考えて貰いました。

各務はその間にお客さまのご了承を得て、今のお住まいの様子が判る写真を撮影させて頂きました。竣工後に伺った時以降、アートや植栽も増えて、より空間が生き生きとしてきていることを感じました。

玄関ホールも突き当りではなく、あえて直角に曲がった左側の壁にアートを掛けたのが効いていました。

一通りのお打合せが終わったところで、設計チームとOさまご夫妻でここから先の進め方の再確認をさせて頂きました。

電気屋さんと造作家具屋さんが帰る前に、一時間接照明が不調だったワインセラーカウンターの吊戸棚部分をチェックしてもらいました。

底板の点検口を開けて覗いてみたところ、LEDライン照明のトランスと器具の接続コネクターが緩んでいることが不調の原因だったことが判ったので、ご主人さまにも不調な箇所を見て頂きました。

以前のマンション住まいの時には、あまりお友達を連れてこなかったお子さまが、最近は良くお友だちを連れてきて、このリビングダイニングで良く寛いでいるのは、来るお友達皆が玄関扉を開けた時から、驚きの声を上げて、リビングダイニングで「ホテルみたいだね!」と言ってくれるのが嬉しいからだろうとご説明してもらいました。