ザ・ライブラリーの始まりは、都内で新築マンションを購入されたTAGKEN(田口建設)のOBのお客様A様からの相談でした。
現在着工中の新築マンションは2021年夏ごろ完成予定の物件でした。無償オプション(カラー選定)や有償オプション、設計変更など、「何を選んだらよいのかわからないためアドバイスをしてもらいたい」とのことでした。

早速お持ちいただいた資料(図面、管理規約(案)、設備機器の仕様)に目を通させて貰いました。
都内の一等地、上層階の角部屋、南東方向に開けた条件は申し分のない好条件の物件です。
プランを見ると100㎡を越える広さの間取りではあるにもかかわらず、広々としたLDKが確保できていませんでした。
原因は、玄関を入ってからLDKまでの廊下の距離が長く、廊下に大きな面積を割かれていることです。
既に着工が始まっている新築マンションですので、スケルトンの状態に戻してから新たに間取りを考えていくことは現実的に難しいことはわかっておりました。
具体的には、役所等への建築確認申請がすでに完了し、着工している物件であること、また大々的な間取りの変更は、膨大な追加料金が予想されるためです。
設備機器の仕様につきましては、大手設備機器メーカーの商品をマンション仕様にオーダーしたもので、キッチンにおいては最近標準化してきましたが、ディスポーザーが内蔵されています。
洗面台も2ボールタイプで、複数の家族で同時使用が可能になっています。トイレやエアコンなども標準で上位グレードの物がセレクトさせています。

今日の所は、無償オプションで選ぶことのできる3種類のお部屋の色味についてアドバイスをさせていただき、夏ごろにモデルルームが完成するとのことでしたので完成時にモデルルームへA様に同行させて貰う約束をさせていただきました。

まだ、この相談があった時には、これがキッカケに新しいリフォームブランドを立ち上げることになるとは、まったく想像もしておりませんでした。。。

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