メールとCGのやり取りで計画を進めて、ご家族旅行中に工事を進めてきた千代田区O邸の主寝室リフォーム工事が終わりました。
ちょうどこのタイミングでご旅行から戻られたOさまと一緒にリフォームの内容を確認して頂きました。前日の夜に戻ってきて、お部屋をご覧になったご主人さまは、素晴らしい出来で、とても嬉しかったと仰ってくださいました。
ご自宅リビングダイニングの構成要素を主寝室に入れ込んだデザインで、木製フレームやスパンドレルを入れた間接照明、余白を埋めるカラーガラス等が、少しグレーっぽい色味で組み合わされています。
出来上がってすぐにお引き渡しをするスケジュールで進めてきましたが、実は細かいミスが幾つかあることが判りました。ちょうどOさまが指さしてくれている、木製フレームの中に設置されているダウンライト照明の縁の色が、設計では黒でスペックしていたのものが間違って白い縁のものが取り付いていました。Oさまは全然違和感がないので大丈夫ですと言ってくださいましたが、既に手配済みなので、後日交換させて頂くことになりました。
ベッド横に置くナイトテーブルも今回新しく作ったので、ご購入頂いた照明器具を田口さんがセットして、ガラス面を清掃してくれています。右手前で床フローリングで作業をしてくれているのは補修屋さんです。これも工事最中のミスで、職人さんが床にものを落としてしまい既存フローリングを凹ましてしまったので、Oさまには事前に謝罪メールを送って補修に入ることをご説明させて頂いたうえで、この日は専門家に来てもらって補修をして貰いました。
造作家具に詳しい人であれば、壁と天井、ともにフィラーなしでピッタリ納める難しさが判ると思いますが、今回は余白ゼロでの取り付けを造作家具屋のアルノさんに頑張ってもらいました。
実際は壁のクロスの貼り換え工事も一緒に行っているので、壁下地の石膏ボードを欠き込んでおいて、そこに天板を差し込んで納めているのです。
フレームの右側は壁に張っているカラーガラスで調整できるので、こちらも余白ゼロで収まっているように見えるのです。
お引き渡しのご説明している最中に、新しく手配させて頂いた、ベッドが届きました。リビングのソファと同じ、アルフレックスのブレラシリーズのベッドです。ベッドを組み合わせている間に、壁付け金物にモニターも取り付けることができました。
まだ最終的なダメ直し工事が残っていますが、無事お引き渡しをすることができ、今晩からこちらの部屋で寝て頂けるようになりました。