横浜市の湾岸エリアの築15年、海を見下ろすタワーマンションの高層階のお部屋のリノベーションのご依頼です。
全ての部屋が湾岸を向いた大きなオーシャンビューウインドウがあるのですが、90平米のお部屋を3LDKに分けているので、どの部屋も窓の幅が3000弱しかなく、開放感があまり感じられません。
バルコニーが二つある間取りですが、特にバルコニーがない、天井から床までのビューウインドウがあるお部屋は、特に細長く感じてしまいます。
天井も2700と高く、明るく開放的なのですが、部屋のプロポーションが原因か、なぜか狭く感じられてしまうことを、リノベーションでは何とか解消してゆきたいと考えています。
玄関ホールには、Hさまが室内のインテリアに大々的に取り上げたいと仰っているビアンコ系の大理石が床材に使われていますが、かなりの使用感があるので、磨き直してどこまできれいになるかはトライしてみないとですね。
玄関入ってすぐに廊下があり、パッと湾岸のビューが広がらないのも、今の間取りの問題点だと思っています。
洗面と浴室も、一昔前のタワーマンションの風情なので、こちらもかなりグレードアップしたいところです。
この日はザ・ライブラリーからは各務と田口、竹田と岸本の4人が現地調査に伺いました。各務が背の高さを活かして(笑)、脚立なしで天井点検口を開けている様子です。
岸本がキッチンキャビネット内の底板点検口から床下の水回りダウンスラブの深さを測ってくれました。
Hさまに、机の無い現地の床で、いくつかこちらで考えたリノベーション案をご説明しているところです。
最初にHさまが考えてくれた精密な案もあるのですが、壁厚や部屋の使い勝手を考えて、こちらでザっと考えてみたリノベーション案がこちらです。玄関と下足入れ以外は全てスケルトンにして、全面リノベーションする案となっています。
調査の最後に、中央にHさまに立って頂いての記念写真を撮らせて頂きました。また、リノベーション完成時に同じアングルの写真を撮る予定です。
Hさま、どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。